女は若いほうがいいのか?~内館牧子『エイジハラスメント』を読んだ感想

読んだ本など

 

私は子どもの頃から図書館が大好きでして、本を子どもの頃か読んできました。(ジャンル問わずで小学生の頃から大人が読む本を読んでました。)

今回読んで、どうしたもんかな、と思った本が

 

内館牧子『エイジハラスメント』です。

 

幻冬舎 エイジハラスメント 内館牧子著

エイジハラスメント(Google検索結果)

テレビドラマ化されたものはかなり脚色されています。

主人公は34歳で2歳上の夫と21歳の時に結婚し6歳の女の子を持つ主婦です。

美人さんでしてその美しさを自分でも十分知っており「年を取っても自分はまだまだイケる!」と思っていましたが、とあることをきっかけに男性の眼は若さに行ってしまうことを知り愕然とし怒り、これまた真面目だと思っていた研究者の夫が若い獣医学部学生の女の子と浮気していたことを知り、「整形だ、美容整形だ!」とギャーギャー騒ぐ

といった内容です。

ギャーギャーというのは冗談ですが、不倫ものはうんざりしていて「なんでそんな面倒くさいことをするんだろなあ」と思ってしまう私は、途中で読むのが嫌になりました。(最後まで読みましたが)

 

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女の価値は『若さ』にあるのか?そうだと思いますよ。ただし、『大半の男性からみて』です。

 

イメージです。イメージ

私は異性としての男性に興味が無くなっているので、そうなるとどうでも良いので、まあ、現実、そうだしなあ、と思いました。日本人男性の若いおねえちゃん好きは異常だとは思いますが。(母性?を求め一部オバサン好きってのもあるけれども。)

 

「この中の誰が60代かわかりますか?」男性の眼は誤魔化せません。お若い人と張り合うのもほどほどに。
以前の記事で、「白髪染めをせず、グレイへアを目指したい」と書いていました。 で、体型も生活のだらしなさが見えるのは困りますが、 サントリーセサミンのweb動画広告のように、あそこまではなあと思っており、土...

 

男性は、よく見てるものです。

私は、これは仕方ないと思いますよ。

種を繋げるための『生存本能』みたいですし。

ここをギャーギャー言っても仕方ないと思います。

あと美人が好きなところも

 

美人は本当に得なのか?
コロナなんとか、騒いでおりますが、なんか、あまりピンと来ていません。 ずっと風邪っぴきですが(喉が痛い、鼻水が出てくる、等々)、 「これ、毎年やってくる花粉症だろ。」 となっております。風邪なのか花粉症なのかわからず、パブ...

 

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なんだろうなあ、と半ばうんざりしながら読んでいましたが、とある場面での主人公の発言に号泣しました。

 

 

 麻衣子を送り出した後、蜜はゴミをまとめながらため息をついた。こうして家庭内のことのすべて引き受け、子供を産み育て、夫の世話もしている。パートをし、家計をやりくりし、自分はできるだけお金を遣わないようにしてきた。直哉が外で恥をかかぬよう、麻衣子が外でみじめな思いをせぬよう、それを最優先させてきた。そうすることが夫や子供のためだと思っていたし、それは本当に激務だった。

『エイジハラスメント』内館牧子著 219ページ

 

主人公蜜が夫直哉の浮気(一晩の過ち)を責め喧嘩をした晩が明けた場面です。

 

なのに直哉は内心で、他の世界に目を向けることまで要望していたのか。まだ三十代の夫を持つ妻にとって、家計と家庭を預かることがどれほど大仕事かも知らず、「つい」だとしても「オバチャン」と言ってしまうのが現実なのか。家のことは「オバチャン」に任せ、夫は外に刺激を求めるのが普通なのか。

『エイジハラスメント』内館牧子著 219ページ

 

この直哉さんという旦那さんは研究肌の男性で、フランスにも留学しています。フランスは「女性に成熟した美」を求める国でして、直哉さん自体も女性に対し外見より中身を重視する真面目な男性です。

だからこそ、美人であるがゆえに外見にこだわる妻に半ば愛想をつかせ、獣医という夢に向かって直向きになっている獣医学部学生の玲子に惹かれたわけです。

物事に直向きになっている若い女性が気になる熟年男性の気持ちがわからないわけではないですけどね。一種の庇護欲・保護欲だと思います。

 

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私が号泣した理由。正当な評価をされないことに対しての『怒り』です。

 

 

この小説は2008年書き下ろしであれから12年が経ち、世の中変わってきていると思います。今後、ますます変わってくるとは思います。

それでも、まだまだ「男は外で稼ぎ、女は家を守る」という意識があったりします。

専業主婦になりたい若い女性もいるようですし。

家事をしながら育児をこなす・家計を守る、って大変なことだと私は思います。←逆にこの意識が女性を追いつめているとは思うんですが。

でも、一生懸命やっていても、旦那さんは外で小綺麗にし仕事している女性に目がいっていたりします。その女性が若ければなおさらです。

それって、どーなのよ?どーなの!

と思い、せつなくなって、号泣しました。ハイ。

 

私が覚えている話です。

ヘルパーステーションのサービス提供責任者の女性と一緒にご飯を食べた時に話されたことです。

お腹が大きくなって、暑い夏、フーフー言いながら掃除洗濯をして、やれやれと思って少し横になっていたら、

帰って来た旦那さんが横になっている奥さんに向かって酷い発言したんですよ。

で、そのサービス提供責任者の女性はそこで離婚を心に決めたそうです。そのために資格取得して別れてやろうと準備をしている、という話でした。

こういうところは私も同じ女性なので、気持ちよくわかりますよ。

私は我慢しない人なのでこんなことを言われたら同じように「許せない」と別れる決心をしてしまいます。

私が結婚しない、結婚できなかったのは、ちょっとしたことが許せなくて簡単に別れたくなるからですよ。人間としての器がちっせー。笑。

不倫なんて許しませんよ。世の中の奥様方はすごいなあ、と思います。(関係の構築なんてそんなこと考えない。構築するまでの自分の感情整理を考えると非常にめんどくさい。フラッシュバックなんて起こしていたらそれこそ時間の無駄。次行こう。新しい人生を選びます。)

専業主婦はそんなに羨ましいものなのか?謎
コロナ太りで59.8㎏までいった体重が57.7㎏まで落ちました。 あと3㎏です。 うーん、どうせだったらスキニーパンツが履けるようにまでなろうかなあ、と野望を抱いています。 あれ、体重でなくて、足の長さと細さですよね。 ...

 

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主人公蜜は結婚を理由に退学した看護学校に再度入学する決心をします。別れを保留のまま・・・・。

 

 

女性学生玲子と夫の直哉の関係は、玲子が北海道に行くことでそのまま自然消滅となり、主人公蜜は、それを乗り越えたような形で結婚を理由に投げてしまった看護師になろうという目標を再度持つこととなります。

直哉との結婚生活は続きます。(子供の麻衣子はまだ6歳ですし)

 

(私でしたら、もう一緒に生活できないので、子供を連れて別れます。←オイオイ
もちろん、がっちり慰謝料請求と養育費は請求します。完全にATMだと思ってしまえばいい、という話もありますが、それもそれで癪に障るので)

こういうリスク(リスクなのか?)もあるので、高給取りの旦那さんと結婚して専業主婦になることが一概に『勝ち組』だとは思えないんだけれども。←なんかあってもがっぽり貰えるからいいのか。

 

いろいろと考えさせられた一冊でしたが、

今それどころでは無くなっているので、これからどーなるんでしょうかねえ。

 



 

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今回もご訪問ありがとうございました~。大笑。(笑っている場合では無い)

 

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